【CRWD/ZS】クラウドストライクとズィースケーラーの比較

SaaS(クラウド+サブスク),情報技術,米新興株特選,銘柄比較,高成長銘柄,サイバーセキュリティ

CRWD(クラウドストライク)とZS(ジースケイラー)はサイバーセキュリティ系の新興企業の代表格です。

CRWDは全てのエンドポイント(PCやサーバー、仮想化環境、IoTデバイス等)を保護するとともに、そこで集めたクラウド上の情報を分析し、セキュリティ態勢を更新し続けるサービスを提供しています(顧客増→データベース強化⇒より高度なセキュリティを全顧客にシェアという好循環をつくる)。

一方、ZSは世界各地のデータセンターを用いて多様な端末からアプリやサービスにアクセスする顧客をクラウド上で脅威から守るプラットフォームを提供。

(ジースケイラープライベートアクセス〔ZPA〕は社内アプリを保護し、ジースケイラーインターネットアクセス〔ZIA〕は外部アプリやウェブへのアクセス等を保護する)

どちらもクラウドの時代に対応し、社内・社外を問わず、PCやスマホ、タブレット等、多様な端末を用いてアプリや自社サーバー等にアクセスする顧客を保護するセキュリティシステムを手がけています。

両社が強みを持つ領域に違いはありますが、共通しているのは、「いつでも、どこでも、どんな端末からでも、社員が安全にネットを通じて自社データにアクセスし、仕事ができる環境をつくろうとしている」ということです。

両社の事業はITの素人(筆者)にはわかりにくいのですが、その着地点は似ています(近年、両社のアプリを併用できる仕組みがつくられた模様)。

そこで、近年によく比較されてきた、この二企業の株価と決算、業績などを概観してみます(グラフをクリックすると、リンクでCRWDやZSのページに飛びます)。

過去~現在株価

※左目盛り:株価推移はCRWD/ZS、XLK(テクノロジーセレクトセクターSPDRファンド)を比較(最大20分ディレイ)。

※右目盛り:10年国債利回り

※主要指標の単位 時価総額:億ドル、株式数:億、1日の平均取引量:100万ドル


四半期決算 予想:結果

さらに、四半期決算のEPSと売上の予想を整理してみます。
(※下記図表では、Y=年度決算、Q=四半期決算、日/月=データの日時、その右欄にあるのは1カ月前、2か月前の予想値を記載。予想値の主な出所は英語版のヤフーファイナンス。)。

EPS:予想と結果

予想 CRWD ZS
10/23 1月前 10/23 1月前
2024 1.87 1.87 1.62 1.64
2023 1.32 1.33 1.18 1.18
Q:23/1 0.34 0.34 0.26 0.26
Q:22/10 0.31 0.31 0.26 0.26

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売上高:予想と結果

予想 CRWD ZS
10/23 1月前 10/23 1月前
2024 3060 3050 1980 1980
2023 2230 2230 1520 1520
Q:23/1 633 633 359 360
Q:22/10 574 574 344 345

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通年決算(GAAP基準)

最後に、通年決算の数字を比較してみます(以下、売上、利益、資産、負債、資本、キャッシュフローなどの単位は百万ドル。EPS=希薄化後EPS)。

損益計算(売上、純利益等)

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*同マージン=営業キャッシュフローマージン。15%もあれば優良。通常、売上高>営業CF>純利益となる。営業CF<純利益となる企業は粉飾決算の可能性あり。

バランスシート

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キャッシュフロー

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