MSFT(マイクロソフト) 今後の見通し

AI(人工知能),SaaS(クラウド+サブスク),ダウ30銘柄,情報技術

マイクロソフト(MSFT:Microsoft Corporation)の今後の見通しを考えるために、まず、金利と株価チャートの推移を参照し、次に、直近の決算を確認します。

目標株価やPERなどの情報も踏まえて主な指標についても掲載します。

金利と株価:過去~現在

※チャート左目盛り:青線は株価推移赤線は200日移動平均線

※チャート右目盛り:緑線は10年国債利回り

※株価の成長率や前日比(前日始値~前日終値)、52週高値/安値のほか、PER(株価収益率)、時価総額、株式数、取引の出来高などの内容を更新。リアルタイムは無理ですが株価は最大20分ディレイでフォロー。


銘柄比較については関連記事(【AAPL/MSFT】アップルとマイクロソフトを比較する)を参照

直近決算

MSFT(マイクロソフト)は2024年10月30日(米国時間)に決算を発表しました。
★業績
《四半期》
・EPS:予想3.1$→結果3.3$
・売上高:予想645.1億$→結果655.9億$(前年同期比+16%)
★ガイダンス
《四半期》
・売上高:予想698.3億$→結果681~691億$
★出所
IRプレスリリース
ガイダンス
・予想値はCNBC記事を参照しました。

企業概要

マイクロソフト(MSFT:Microsoft Corporation)の事業はWindowsやXbox、Surface等の端末をカバーする「モアパーソナルコンピューティング」部門、「Office」「Dynamics」「LinkedIn」等からなる「プロダクティビティ&ビジネスプロセス」部門、「Azure」や従来のサーバ製品(「SQL Server」等)をカバーする「インテリジェントクラウド」部門に分かれています。

まず、会社の概要や主な情報、近年のニュースなどを見てみましょう。

MSFTの製品とサービスの概要は以下の通りです。

★Windows:PCのソフトを稼働させるOS(Operating System)

★Office:世界標準となった業務用ソフト。近年はOffice365でサブスクリプションモデルを導入。

★Surface:MSFT製のタブレットPC

★Xbox:ゲームのハードウェア。

★Dynamics:企業向けの業務用アプリ製品群。

★LinkedIn:世界最大のビジネス特化SNS。

★SQL Server:データベース管理システム

★Azure:クラウドコンピューティングのプラットフォーム

かつてのWindows一本槍ではなく、クラウドやAIに注力し、多様なツールを充実させているのです。

その事業はソフトウエアの開発と製造、ライセンス供与、販売とサポート、クラウドサービス(主にAzure)、ゲーム事業(Xbox)等が中心で、OSやサーバー、アプリ、インターネットとイントラネット等をカバーしています。

Posted by 南 一矢